2014年5月16日金曜日

アクト・オブ・キリング@シアター・イメージフォーラム

1960年代、冷戦下のインドネシアでは軍事政権によるクーデターにより
共産党員排除という名のもと、100万人にも及ぶ農民や中国人が殺害されたと言われている。
その時虐殺に直接関与したのは軍隊ではなく、プレマンと呼ばれるヤクザだった。
当作品の監督が、プレマンの一人であり現在でも英雄とされているアンワル・コンゴなる人物に、当時の様子を映像作品として自身が演じてみることを提案する。嬉々として演技するアンワルだが、進めていくに連れて彼の心境に変化が訪れる。。
そんな感じのドキュメンタリー。

自らの行いを改めて顧みた時、
その異様さに気付くのは当然の事で、
衝撃のラストと言うより当然のラストだわな
と思いました。

しんどいけど、
勉強になる映画だ。